2021年 聴いた曲など
ELECTRです。
無責任レコーズのAdvent Calender企画の記事です。(無レコ所属なんだ)
今年聴いて良かった曲を3曲に絞って書きます。(文章を書くのが苦手なのでコメントは短めです)
良かった曲3選
Lynch Kingsley - Make Your Love
全然今年出た曲ではないですが、多分今年一番聴いた曲です。今年は去年とは打って変わってドラムンやテクノばかり聴いていたんですが、その流れで聴いた曲の中ではトップレベルに自分が理想とする音と展開が用いられている曲で、すごく感動しました。
1:30~で入ってくるボーカルやその刻みと立体感、それが2:15~でビートと重なり始めるパートなど、常に規則的な中に不規則性が感じられ、ゆったりと聞かせる展開をしながらも変化していくという基本の部分がとても美しいなと感じました。
全体的にとても透明感を感じて何回聴いても苦にならない、良い意味で軽い曲でした。
似たような感じでこの2曲もめちゃくちゃ聴きました。
dev - idk the words to describe how happy i am to have met you
devがサンクラでのみ公開している曲です。(Bandcampで、出てくれ、)
メインで使われているビートは1種類でそれを早回しした曲に乗せるという手法としてはかなり普通の曲なんですが、あまりにもピッチが高くて本当に嬉しすぎた曲です。
こういうシンプルなビートを上手く刻んで乗せるスタイルは他にも存在しているんですが、このシンプルさとピッチの上がった高音がマッチしておりとても気持ちよく、印象に残りました。
特に1:58~の刻みがサンプル、ビートどちらも本当に好きすぎて暴れました(サンクラでコメントもした)、最高!
devの2021ベストアルバムも出たので是非聴いて下さい、個人的には最初と最後の曲が特にお気に入りです。(ここにも紹介した曲は収録されていませんが……)
aphextwinsucks - 神様はじめました
Lost Frog Productionsから出たaphextwinsucks - lights, camera, amen!に収録されている曲です。
今年はロリコアやそれに類する曲を全然聴いておらず、ロリコアという枠でよく聴くのはdevやI.W.のようなスタイルの曲が多かったのですが、この曲で久しぶりに音が割れたロリコアの良さを再確認しました。ありがとうございます。
出だしからいきなり音が割れており、その後も絶妙な刻みと割れ具合がマッチしていて気持ち良い。高音の出方も良く、特に1:01~や1:57~、2:16~のような同じ音が連続した刻みが本当に嬉しかったです。
ロリコアと言えばこれも2021でした(大昔な気がしていた)。凄いので聴いて下さい。
その他色々
以上3曲です。他のジャンルの話は他の詳しい人がしてくれるだろ~という気持ちで結局ロリコアの話ばかりしてます。
今年自分が参加したリリースやその周りなどは意図的に除外しましたが、強いて一つ挙げるとすればmiso-nicomi records - 異聞見聞録に収録された大場 - Won't Reach That Anymoreです。本当に僕がやりたいけど出来ないことをやっていて憧れています。ツンデレダンスランド。
今年は無レコでsabiさんとの合作アルバムをリリースさせてもらったのが一番大きな出来事でした。自分がブレイクコアを作っていく中で目標としていた人のうちの一人なのでそういう意味では目標を達成してしまったような気持ちもありますが、まあ来年以降もちまちま色々な曲を作れたら良いなと思ってます。
ということで、曲を公開します。(え?)
作ったはいいもののサンプリング元に愛がありすぎて「自分なんかが……」となり公開できなくなったものは、こういう適当なタイミングで世に放ちましょう。
それでは……